「藤前干潟は生き物の宝庫!」藤前干潟ツアー


こんにちは!
6月というのに、すでに真夏のような暑さが続いていますね。
7月、8月はどうなってしまうのだろう?と心配している
ふのママです。

さて、私たちは4/20(土)に、名古屋市港区にある藤前干潟ツアーに出かけてきましたよ!

皆さんは、干潟へ行ったことはありますか?
「干潟は出かけたことないなあ・・・」と思っている方、
実は潮干狩りができる場所も、「干潟」なんですよ。
(私たちも、この質問で「行ったことない」に手を挙げていました(笑)
潮が引いたときにできる遠浅の浜のことを「干潟」というそうです。)

この藤前干潟は、1950年代からの高度経済成長期に埋め立てられていった干潟が
わずかに残った、貴重な場所なのです。
渡り鳥にとって都会のオアシスで、たくさんの野鳥が飛来します。

皆さんはこの藤前干潟が、かつてごみ処分場をつくるために、
埋め立てられようとしていたことをご存知ですか?
その計画が、たくさんの市民の反対の声を受け、
長い年月がかかりましたが、最終的にはこの貴重な干潟が守られたのです。

そして、名古屋市は計画中止とともに「ごみ非常事態宣言」を出し、
それまで不十分であったごみの分別・リサイクルを徹底することにより
埋め立てゴミの削減・処分場の延命をはかりました。
行政と努力と市民の協力あって、埋め立てゴミは大幅に減少したのです。

その経緯については、「藤前干潟を守る会」のHPに載っていますので、
ぜひ読んでみてくださいね。
https://fujimae.org/fujimae-tidal-flat-conserved/

まず最初に、稲永ビジターセンターで、
ガタレンジャーの間部さん、黒田さんから干潟についての説明を受けたあと、
いよいよ干潟へ出発!

※ 稲永ビジターセンターにも、干潟の生き物の解説や、
藤前干潟が守られるまでのたくさんの資料が掲示されていますので、
ぜひお出かけくださいね。

この日は大潮ではなかったので、潮位がそこまで下がることはなかったのですが、
それでも干潟に着いて、生き物探しをしている間、目に見えて潮が引いていきました。

間部さんや黒田さんの案内で、干潟に足を踏み入れたとたん、
子どもも大人も目がキラッキラ。岩をそっとどけると、
カニやいろいろな生き物が隠れていて、みんな大興奮。

びっくりするほど大きいヤマトシジミや小さなヨコエビ、アナジャコも!

そして目を凝らすと、遠くの潮が引いてあらわれた浅瀬の砂浜には、何千羽もの川鵜が!!!
また他の渡り鳥も飛来し始めていました。
双眼鏡を持っていったので、みんなで代わる代わる観察しましたよ。

こんな街中の海で、こんなに豊かな生き物が暮らしていることに感動しました。
まさに「干潟は生き物の宝庫!」でした。
楽しかった~。

あっという間に時間はすぎ、つかまえて観察した生き物たちを海にかえし、
最後はみんなでゴミ拾い。

ビニール袋、ペットボトル、細かく砕けたプラスチック。
取っても取ってもなくなりません。

私たちの環境は、私たち自身で守っていかなくては。
改めて強く思ったのでした。

そして最後に、楽しませてくれた干潟に、生き物たちに、自然に、感謝の気持ちを込めて
みんなで「ありがとう」とあいさつをして、干潟ツアーを終えました。

案内してくださった間部さん、黒田さんありがとうございました!

楽しかった干潟ツアーの様子はYou Tubeのグリジャチャンネルから
見ることができます。ぜひ見てみてくださいね!
https://youtu.be/C1cI20V-ZxA?si=aM8TZe_YxVH4ntpM

そしてそして!!
来月、藤前干潟のドキュメンタリー映画上映会が開かれます!
監督のジョンさんも来てくれますよ!
ぜひいらしてくださいね。


映画「小さな生命、大きな未来」
7月14日(日)17:30~
ソーネおおぞねホール

【スケジュール】
17:20〜 受付
17:30〜 開始のあいさつ
17:40〜 映画「渡り鳥」上映
18:00〜 監督とのトークセッション
19:00〜 交流会
19:30〜 イベント終了
【参加費】
大人:¥500
学生無料
【場所】
ソーネおおぞね ホール
大曽根駅、平安通駅から900m
専用駐車場 (有料) 、駐車料金サービス有り
【主催者】
NPO法人GREEN JOURNEY
NPO法人HAPPY PLANET

お申し込みは

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdanx0MckS-tQZ1c-0-PTzzV7EhiJzNHMp7CqTql9sWsp9S0A/viewform

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